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家はビンボーであった。日々の食べ物にも困っていた。 「ご飯まだ?」 「今日はないよ」 「明日は何?」... 家はビンボーであった。日々の食べ物にも困っていた。 「ご飯まだ?」 「今日はないよ」 「明日は何?」 「明日もないよ」 「こんな生活、いやだっ!」 キレたのは、兄の信之丞。 「オレはサムライになるんだっ! サムライになって、大金持ちになって、毎日うまいメシを腹いっぱい食いまくるんだ!」 信之丞は家を飛び出した。 藤十郎も兄についていった。 「ボクも大金持ちになるんだっ」 当時、甲斐には有名な戦国大名がいた。 御存知、武田信玄である。 信之丞は言った。 「オレは腕っ節の強いところを見せ付けて、武田のお館サマに取り立ててもらうんだ」 藤十郎も言った。 「じゃあ、ボクも」 信之丞は笑った。 「おまえはダメだ」 「なんで?」 「弱いから。力がないから、不採用だ」 「そんなことないよ」 「まあいい。オレが採用されれば、お前だっていい暮らしができるさ。何しろオレは大金持ちになるんだからなっ」 信玄は、
2013/12/17 リンク