官邸前デモ半年 「脱原発」訴え続く－北海道新聞[道外]

官邸前デモ半年 「脱原発」訴え続く （09/29 09:14） デモ開始から半年。この日も「再稼働反対」の連呼が響いた 東京の首相官邸前で２８日、２４回目となる脱原発デモが行われた。３月２９日にスタートし半年。７月の関西電力大飯原発（福井県）再稼働を機に約１０万人に膨れ上がった参加者は減少傾向だが、「原発やめろ」の怒りの声は収まっていない。 金曜恒例のデモには今も、仕事帰りの会社員や学生、家族連れなどが参加している。これまでに２０回以上参加した東京・江東区の渡部優子さん（６６）は「民意を反映しない政治にはうんざりだが、抗議の意思は行動で示さないと」と話す。 主催する首都圏反原発連合が発表したこの日の参加者は約２万７千人。中心メンバーの介護職員平野太一さん（２７）は「１０万人は一時的なブームにすぎなかった。この盛り上がりを持続させることが大切」と話していた。 ＜ 前の記事 ｜ 次の記事 ＞