中国へ技術提供 金ケ崎・橘山工業 « Iwanichi online 胆江地方のニュース

金ケ崎町で水稲や花、野菜用の培養土生産販売を手掛ける橘山工業（橘山正道社長）は、同町と中国吉林省長春市が国際友好都市提携を結ぶ縁で、楡樹市の肥料製造工場に水稲苗床土などの生産技術を提供する契約を結んだ。１２日から５日間の日程で同工場関係者が町内入りし、設備導入を前に技術の習得に励んでいる。 同社が技術提供の契約を結んだのは、楡樹市有機肥料工場（孫永財社長）。楡樹市は、長春市に位置する人口約１３０万人の県級市で、トウモロコシ、大豆、米などの生産が盛んな穀倉地帯にあり、鶏ふん堆肥の生産販売を行っている。 ２０１０年４月に長春市の農業関係者が町内に視察に訪れた際、同社の生産現場を見学したのがきっかけで、育苗センターの苗床土の生産に日本の技術を生かしたいと、今年７月末に有償契約を締結した。 同社では来春の販売開始を目指しており、設備導入や生産技術の習得のため、同工場の孫社長（４４）と機械設備

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中国へ技術提供 金ケ崎・橘山工業