ＩＬＣ誘致 期待大きく〜２地区で住民説明会・奥州 « Iwanichi online 胆江地方のニュース

次世代加速器・国際リニアコライダー（ＩＬＣ）建設の国内候補地に挙げられる県南部の北上山地（北上高地）で本格的な地質調査が行われるのを前に、東北大と奥州市などは24日、候補地付近の同市江刺区伊手、米里の２地区で説明会を開いた。12月から２０１３年５月まで実施する岩盤をくり抜くボーリングや、発破による弾性波探査など４種類について説明。関係者が調査の安全性を強調するとともに住民に理解、協力を求めた。 世界で１カ所だけ建設されるＩＬＣの誘致に向け、国内では北上山地と九州の脊振山地が有力候補地となっており、来夏をめどに一つに絞られる。調査はＩＬＣ建設に必要なデータを得るためのもので、北上山地では東北大が高エネルギー加速器研究機構（ＫＥＫ）の調査費を得て実施する。 説明会は同区の伊手小学校と米里地区センターで開催。このうち、伊手小には地元住民ら約50人が参加。県政策推進室の担当者がＩＬＣ計画の概要

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ＩＬＣ誘致 期待大きく〜２地区で住民説明会・奥州