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証券界再編の狼煙が上がった 野村VS日興の2強対決か
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証券界再編の狼煙が上がった 野村VS日興の2強対決か
みずほフィナンシャルグループ(FG)傘下の「みずほ証券」と「新光証券」が2008年1月の合併を決めたこ... みずほフィナンシャルグループ(FG)傘下の「みずほ証券」と「新光証券」が2008年1月の合併を決めたことで、証券業界再編の狼煙が上がった。合併を主導したみずほコーポレート銀行(CB)の斎藤宏頭取の最終的な狙いは、不正会計で揺れる「日興コーディアル・グループ」と統合し、証券最大手の「野村ホールディングス」に匹敵する巨大証券を誕生させることだとされる。 背景には銀行と証券の連携を強化する規制緩和の流れを受け、証券会社との融合を進めるメガバンクの動向があり、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループを巻き込んだ争いが始まりそうだ。 ガリバー野村を仮想敵、として次の一手 合併会社の新社長になる横尾敬介・みずほ証券副社長は会見で「質・規模ともに国内ナンバーワンを目指す」と述べ、野村を”仮想敵”としていることを隠さなかった。合併会社は、一般企業の売上高にあたる営業収益で日興を抜