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消えていない福島原発「最悪シナリオ」4号機水抜けで東京アウト
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消えていない福島原発「最悪シナリオ」4号機水抜けで東京アウト
福島第一原発事故で懸念された最悪シナリオのひとつに、4号機の燃料プール問題があった。野ざらし状態で... 福島第一原発事故で懸念された最悪シナリオのひとつに、4号機の燃料プール問題があった。野ざらし状態で冷却できなくなった燃料プールの使用済み核燃料が溶け、膨大な放射性物質が出てくるといったものだった。 原発再稼働論がかしましいなか、危機感を露わにするテレビ朝日社員コメンテイター兼リポーターの玉川徹は、小出裕章・京都大学原子炉実験所助教にインタビューし、原発の危険性を視聴者にリマインドしてくれた。 野ざらしの燃料プールにヒビ入っただけで… 事故当初にくらべれば、一定の電気や水(循環)ができている――とはいえ、小出氏によれば、4号機プールの根本的な状況に変わりはない。地震などで建物やプールが壊れ、水が抜けて燃料が冷やせなくなれば、今よりも破局的な事態になるのだ。 そうならないためには、一刻も早く燃料をプールから取り出すべきだが、本来の移動装置は壊れ、プール内にはおそらくがれきが散乱している。作業は