時事ドットコム：親ロ派、拠点奪還の方針＝軍事行動排除せず−ウクライナ

親ロ派、拠点奪還の方針＝軍事行動排除せず−ウクライナ 【モスクワ時事】ウクライナ東部の親ロシア派「ドネツク人民共和国首相」を自称するザハルチェンコ氏は２３日、記者会見し、政府軍との戦闘で失ったドネツク州の拠点都市を奪還すると表明した。インタファクス通信が伝えた。 ウクライナ政府と親ロ派は９月５日、４月から続いた戦闘の停止で合意した。ザハルチェンコ氏の発言は、停戦を恒久的なものとみなしていない可能性を示すものだ。同氏は１１月２日に親ロ派が強行する首長選に立候補している。 ザハルチェンコ氏は「（かつて支配した）クラマトルスク、マリウポリ、スラビャンスクを取り戻す」と宣言。本格的な軍事行動を取ることを排除しないと述べた。ただ、停戦合意を順守していないのはウクライナ軍だと強弁した。（2014/10/24-06:23）2014/10/24-06:23