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河北新報 東北のニュース/川内村「帰村宣言」 村民「国・東電信じられない」
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河北新報 東北のニュース/川内村「帰村宣言」 村民「国・東電信じられない」
川内村「帰村宣言」 村民「国・東電信じられない」 記者会見に先立って佐藤雄平福島県知事(左)に帰村... 川内村「帰村宣言」 村民「国・東電信じられない」 記者会見に先立って佐藤雄平福島県知事(左)に帰村宣言のあらましを報告する遠藤村長=県庁 福島第1原発事故で役場機能を移転した福島県内の9町村で初めて、川内村が「帰村宣言」を出した。緊急時避難準備区域の指定が昨年9月末に解除され、大半の村民が帰れる状況になったが、現在住んでいるのは村人口の7%。地域崩壊を警戒する村は早期帰還を呼び掛けるものの、賠償問題や放射線への不安、産業復興などを乗り越えなければならない。 川内村では電気、ガス、水道、ごみ処理などのインフラは復旧済み。村中心部の空間放射線量は毎時0.1マイクロシーベルトで、福島市や郡山市の数分の1程度と低く、他市町村より帰還への環境は整っている。 しかし、村民の帰還は進まない。村人口約3000人のうち現在、村内に住むのは約200人。昨年9月の時点では約220人で、緊急時避難準備区域の指