河北新報 東北のニュース／友好都市・吉林市に開設「友好会館」 山形市に無断で縮小

友好都市・吉林市に開設「友好会館」 山形市に無断で縮小 右側の建物に山形・吉林友好会館が入る。会館フロアは無断で縮小されていた 山形市の友好都市である中国・吉林市が、山形市の寄付を受けて開設した「山形・吉林友好会館」を山形市に無断で貸し出し、フロアの大部分がホテルの客室に改装されていたことが分かった。工芸品の展示室など主要施設は軒並みなくなり、会館の規模は開設時の１０分の１程度に縮小した。吉林市は会館の第三者への完全売却と移転を打診してきたが、山形市側からは寄付金の全額返還を求める強硬論も出ている。 会館は「友好の象徴」として、２０００年に完成した３階建てのホテル（約６８００平方メートル）の一角に同年開設された。 １階と３階にフロアが分かれ、当初の総面積は約８９０平方メートル。交流ホール、山形の伝統工芸品を公開する展示室、和室などを備えていた。会館部分の建設・開設費は７０００万円で、こ

[Yauchi]

03/07「山形市の友好都市である中国・吉林市が、山形市の寄付を受けて開設した「山形・吉林友好会館」を山形市に無断で貸し出し、フロアの大部分がホテルの客室に改装されていたことが分かった」