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Zu einer ganzheitlichen Auffassung des Menschen (Japanese Version)
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German Version 序 人間の自己認識は、最も古い神話や宗教と共に始まった。哲学的人間学の祖型も、人間... German Version 序 人間の自己認識は、最も古い神話や宗教と共に始まった。哲学的人間学の祖型も、人間の魂や行動や存在意義を考えた古代哲学や中世の神学に見出される。人間の認識の根拠や情念の諸形態を実証的・経験主義的に検討した近代の諸思想も、夫々の《人間の哲学》を提示していたといえる。しかし、より自覚的かつ総合的に人間という特異な存在を捉えようとする、本格の哲学的人間学の志向は、20世紀に至って初めて明確な形で現われた。これには、文明の進歩に対する批判や戦争・社会不安を不断に生み出す現代人の在りようへの反省という、一般的理由の外に、個別科学の発達に伴い却って人間の全体像が失われる、という矛盾が下地になっていた。 今世紀初頭マクス・シューラーは、現代人間学の地平を拓いた著作“宇宙における人間の地位”(1930)の中で、人間研究にたづさわる特殊科学がますます増大する反面で「人間