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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その30(矛盾の話)
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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その30(矛盾の話)
でもそれがある時に自分に矛先が向き、世界を良くするとは一体どういうことかということを考えたその先... でもそれがある時に自分に矛先が向き、世界を良くするとは一体どういうことかということを考えたその先で、一生かかっても世界はより良くなるかはわからないが、でもここで自分という存在を消せば世界は間違いなく良くなるよね? それはどうなの? ということを思いました。思ったというよりその瞬間の意味したものはそれだったというか。そこで自分の信念に対する、そのゆるぎない信頼にあった一筋のウソを看破してしまったんですね。本当に強い本物の信念があれば、死ねるはず。その途中で自分が邪魔であるというならばその自分を消すことに躊躇がなかったはずなんです。その信念が本物であるならば自分は消えるはずだし、偽物であるならば自分は残るはずだと。そういうものをある時パッと見通せてしまった。ああ、オレ偽物だわと。だって死ねないんだから。死ねない以上、命をかけるという言葉と信念は偽物だということが証明されてしまったわけです。まあ