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神戸新聞NEXT|社説|伊丹・宝塚市長選/維新敗北の意味するもの
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神戸新聞NEXT|社説|伊丹・宝塚市長選/維新敗北の意味するもの
伊丹と宝塚の市長選は、現職の藤原保幸氏と中川智子氏が日本維新の会の公認候補らに大差をつけて、それ... 伊丹と宝塚の市長選は、現職の藤原保幸氏と中川智子氏が日本維新の会の公認候補らに大差をつけて、それぞれ3選、再選を果たした。 昨年12月の衆院選で第3党に躍り出た維新が初めて公認候補で戦った首長選である。夏の参院選の前哨戦として、維新は橋下徹共同代表ら幹部が相次いで街頭に立ち、自民党も石破茂幹事長が来援するなど「政党選挙」の様相を呈した。 維新は参院選との同日選が見込まれる兵庫県知事選、秋の神戸市長選など関西7府県4政令市の首長選にも「道州制」推進派の候補を擁立する方針を打ち出している。党の看板を前面に立てた選挙戦に敗れ、同党は戦略の再検討を迫られることになるだろう。 昨年の衆院選で、維新は兵庫県内の比例得票のトップを占めた。伊丹、宝塚市を含む兵庫6区では、維新新人が比例復活で議席を得た。わずか4カ月でその勢いに陰りが見える。有権者には維新への拒絶反応さえ出始めているようだ。 とりわけ大阪府