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大阪府立成人病センター 治療実績〔脳腫瘍〕
充実性の大きな腫瘍に対して腫瘍の生検時にOmmaya system (腫瘍の一部切除部にチューブを留置しそれと皮... 充実性の大きな腫瘍に対して腫瘍の生検時にOmmaya system (腫瘍の一部切除部にチューブを留置しそれと皮下に留置した貯留槽とを連結したもので、経皮的にOmmaya貯留槽を穿刺して薬剤を注入することができる)を設置し、それよりmethotrexateを1~5mg/回を週2回で計4回投与する。これによって腫瘍は著明に縮小し、その後の放射線照射を腫瘍が完全消失するまで従来必要量とされている60Gy照射量を30~40 Gyに減量することができます。その後ステロイドホルモン(β-methasone:リンデロン)を維持療法として2mg/日を6ヶ月間、以後1mg/日を続行する方法をとっています。この方法にて2年以内の再発例は認めていません。 再発例で大脳基底核以外の部に存在する腫瘍に対してTracker-18マイクロカテーテルを使用した超選択的動注療法を施行しています。悪性神経膠腫の場合と同様で