迫る“世紀の瞬間” 新幹線全線開業まで１週間 by 陸奥新報

来月４日の東北新幹線全線開業が１週間後に迫った。開業当日はＪＲ東日本をはじめ、沿線地域などが主催する新幹線出発式や歓迎イベントが目白押しで、早朝から昼すぎにかけてほぼ分刻みのスケジュール。全県を挙げた誘致運動のスタートから３８年を経て迎える“世紀の瞬間”に向け、県内各地の関係者が準備に追われている。 ＪＲ東日本は開業日に新青森七戸十和田八戸、盛岡、仙台、東京の各新幹線駅で開業出発式を予定する。 新たなターミナルとなる新青森駅（青森市）での出発式は、上り一番列車の発車に合わせて午前５時５０分から始まる。清野智同社社長が出席し、官民から招く来賓は１００人以上。世紀の瞬間を伝える報道陣も多く、同社が出席者や取材記者の取りまとめを急いでいる。 ＪＲ青森支店によると、２００２年１２月１日の八戸駅開業日は詰め掛けた見学者で同駅が混雑、乗客が新幹線に乗り遅れるというハプニングがあった。今回も多数の

[hatayasan]

「一部の行き過ぎた鉄道ファンによるトラブルが全国的に後を絶たないことから、出発式会場を１１、１２番線に設け、見学スペースは１３、１４番線とする予定」