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サイコロを振って北朝鮮問題を考える(前編)
<北朝鮮への先制攻撃を辞さない構えを見せる米軍。その成否の可能性をサイコロを使った「ウォーゲーム... <北朝鮮への先制攻撃を辞さない構えを見せる米軍。その成否の可能性をサイコロを使った「ウォーゲーム/机上演習」で考えよう> サイコロを持って、北朝鮮問題を考えよう。 ペンス米副大統領が日本を訪問し、繰り返し強硬な発言で北朝鮮を牽制した。原子力空母カールビンソンが方向転換をして北朝鮮近海に向かっている。米政府は「すべての選択肢がテーブルの上にある」と公言して武力行使も辞さない姿勢を強調しており、先制攻撃をする可能性が1994年以来最も高い。さて、なんで「今でしょ!」? 一番シンプルな説明は"トランプ非常識説"だ。ロシアの選挙操作疑惑、側近のスキャンダル、オバマケア(医療保険制度改革)廃止案や入国禁止令の失敗などなどで叩かれっぱなしのドナルド・トランプ大統領はシリアへの空爆やアフガニスタンでの最強爆弾(MOAB)投下で、就任してから初めて評価されたのだ。 バカの一つ覚えで、低迷する支持率を回復す