日銀、迫られるデフレ対応 国債買い入れ増・量的緩和復活など浮上へ（2008/11/13 ） NET EYE プロの視点

日本経済のデフレ色が強まろうとしている。資産価格下落に加え、09年度に消費者物価が下がる可能性が出てきた。景気急失速下のデフレ懸念だけに、日銀による国債買い入れ増額、量的金融緩和の復活などの対応が必要になる。 「２年先」が突きつける物価目標政策 10月31日。日銀はコール翌日物金利の誘導目標を0.2％下げ、年0.3％にした。8日の世界規模での協調利下げに足並みをそろえず、円高、株安に拍車がかかった。景況感が急速に悪くなり、利下げに追い込まれた。 利下げに隠れた感があるが、日銀は10月の「経済・物価情勢の展望」（展望リポート）から2年先の消費者物価見通しを示し始めた。これまでは当該年度と翌年度の見通しだけだった。1年伸ばしたのは透明性を高めるためだが、政策論的には別の意味がある。 日銀は「物価安定の理解」として消費者物価で0―2％をあげてきた。欧米の物価目標策を参考にしながらも目安に

[fujikumo]

<買い入れ額を一定の規律を維持しながら増額すれば、長期金利を引き下げる効果が期待できる。国債増発をある程度吸収できるため、金融政策面で景気対策を側面支援できる>長期国債買い入れの増額

[ko_chan]

ようやく、日銀の責任に言及する人が出てき始めたな。遅すぎた観もあるが。

[arrack]

こういうのはネットでなく社説でかいてください。本当に読まなきゃいけない人につたわらないでしょ。

[Baatarism]

日銀は国債買い入れ増については徹底的に無視しているので、その点を指摘したのは重要ですね。