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北朝鮮に加え、イランでも核開発問題が深刻化し、イラク情勢を抱えているブッシュ米政権は四面楚歌の状... 北朝鮮に加え、イランでも核開発問題が深刻化し、イラク情勢を抱えているブッシュ米政権は四面楚歌の状況に追い込まれつつある。先に来日したジョセフ・ナイ米ハーバード大学教授に米外交が抱える難題への見方と、その対処方法、展望を聞いた。 日本も制裁に参加すべき――イラン情勢 ――イランの核開発問題が緊迫度を増している。 「イランは明らかに核兵器を開発しようとしている。彼らが平和利用だと主張している濃縮ウランの計画も核兵器への第一歩だ。彼らが核兵器を手にするまでにはあと数年間の歳月が必要だと期待しているが、非常に危険な状況であることは間違いない」 ――問題解決のため、ブッシュ政権が核関連施設などへの限定的な武力行使を検討している、との観測も浮上しているが。 「現時点で武力行使の選択肢を使うのは間違っている。まだ、外交交渉の時間が残っているからだ。日米両国に加え、中国、インド、ロシアなどが一体
2006/05/16 リンク