日本料理 荏原養生所

脇道の細い路地に入ると、黒板塀のしもたや。 お寺の門のような柱には『荏原養生所』という看板。 夜には『診療中』の掛札が掛かっていれば営業しています。 塚全兵衛さんは、サラリーマン時代仕事で全国を巡っていた頃、 全国各地の料理、入手の難しい料理やお酒の美味しさに魅了され、 いつか東京で店を出したいと思い、２５年前に住んでいたこの土地に一年発起して開店。 「心と体を美味しいものをいただきながら、寛ぎ、養生していただく」という想いから、 『荏原町養生所』という店名をつけたそうです。 開店したときに、独自の店の雰囲気と、料理に師をもたないと心に決めて 独学で旨いものをと素材本来の持ち味を生かした料理、郷土色の強い珍味も取り揃えています。 そして日本酒、焼酎は全国各地から厳選し、 入手困難なもの合わせて１２０近くの銘柄を置いているといいます。 まさに、ひたすら旨い酒と料理に養生できるお店です。

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荏原町　和食