ザ！世界仰天ニュース

1948年、アメリカ・ノースカロライナ州にある小さな町ラッティモアにマーサ・メイソンという女の子が住んでいた。彼女は風邪ひとつひいたことのない元気な女の子だったが…マーサが11歳の時に家族の運命を変える出来事が起こる…。ある日、兄ガストンが突然高熱を出して、激しい下痢や嘔吐に襲われた。それは「ポリオ」だった。 ポリオはかつて世界中で大流行し、多くの命を奪った感染症。口から感染するとポリオウィルスは喉や腸で増殖した後に血液中に侵入。そこからさらにウイルスは脊髄に入り込み、運動神経細胞を破壊、それにより手足の筋肉は動かなくなり、やがて呼吸不全に陥り死に至ることがある。マーサの兄ガストンは、ポリオにより亡くなってしまった。しかし悲劇は終わらなかった。兄の死から3日後、何とマーサまでポリオに感染してしまった。必死に娘を救って欲しいとお願いする母に医者が提案したのは…「鉄の肺」という大きな筒状の医

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「必死に娘を救って欲しいとお願いする母に医者が提案したのは…『鉄の肺』という大きな筒状の医療機器。総重量360kgの巨大な人工呼吸器だった」 ザ！世界仰天ニュース 4月16日放送 鉄の肺で生きた女性