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大阪ガス:“熱エネルギー”を太陽電池が効率よく発電できる波長の“光”に変換することに初めて成功
京都大学大学院工学研究科電子工学専攻 浅野 卓 准教授、野田 進 教授(兼、光・電子理工学教育研究セン... 京都大学大学院工学研究科電子工学専攻 浅野 卓 准教授、野田 進 教授(兼、光・電子理工学教育研究センター長) および大阪ガス株式会社(社長:本荘武宏)は共同で、熱エネルギーを太陽電池が効率よく発電できる波長の光に変換することに初めて成功しました。これにより、熱エネルギーを利用した発電技術の効率向上が期待できます。 一般に、物質を加熱すると物質内部の電子の熱運動が激しくなり、様々な波長の光を放出(熱輻射)するようになります。熱輻射の一種である太陽光も、可視光線だけでなく、紫外線や赤外線など様々な成分を含んでいます。一方、一般的な太陽電池が効率よく電気に変換できる光は、太陽光の広い波長成分のごく一部、可視光線と近赤外線の境界付近の光のみで、他の成分は有効に利用できません。そのため、一般的な太陽電池の発電効率は20%前後に留まっていました。 京都大学は、熱輻射を自在に制御することが、様々な応用
2017/03/13 リンク