BUSINESS LINK HOKKAIDO No.28

全国的に石油代替エネルギーの導入や地球環境にやさしい新エネルギーの開発が進む中、北海道における新エネルギーの導入状況(新エネ法に基づかない再生可能エネルギーを含みます)は、平成15年度では原油換算で205.2万kl。 これは従来使われているエネルギーの総供給量の6.6％を占めています。 天然ガスをはじめ、水素エネルギーなど、今全国から大きな注目を集める北海道の新エネルギー産業についてご紹介します。 天然ガスは、地球温暖化の原因といわれるCO2（二酸化炭素）や、酸性雨の原因といわれるNOx（窒素酸化物）の発生量が少ないだけではなく、SOx（硫黄酸化物）が発生しないことから、石油や石炭といった他の化石燃料と比較して非常にクリーンなエネルギーとして注目を集めています。 また、都市ガスの2.2倍の熱効率という高カロリーでありながら、低コストであり、こうした優れた環境特性や経済性が評価され、家庭用

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期待が高まる北海道の新エネルギー産業　　天然ガス、水素エネルギー