『凶刃』のその後はどうなった？ 矢野真木人殺人事件・裁判(いわき病院事件)レポート

『凶刃』は、見ず知らずの精神障害者によって息子を刺殺された両親がその無念さと刑法第39条の不条理をつづった本です。精神科に入院中の患者の犯行のため、発行時点ではこのまま不起訴処分なるのではないかと懸念されていましたが、両親の努力が実ったのか犯人の起訴が決まり、懲役25年の判決が下されました。現在は犯人の外出を許した病院と民事裁判中です。｢いわき病院事件｣公判レポートをお届けします。