型染めでキャラ、「あの花」手拭い発売 秩父

秩父の伝統的な型染めの技法により染め上げた手拭いを手にする碓井正男社長。手前が巾着袋＝秩父市中宮地町の碓井捺染 秩父を舞台設定のモデルにしたテレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」（通称「あの花」）の「あの花」手拭いと巾着袋（２種類）が、新年から秩父市内で発売されている。 製品化したのは秩父の伝統的な型染め技術を継承する碓井捺染（碓井正男社長）。「秩父の伝統工芸を、若い人たちにも知ってほしい」と企画した。いずれもキャラクターのイメージを忠実に再現した本格的な染色製品。全て伝統工芸士の職人が、１９種類の染色型を使い、手作業により染め上げた。 今回は「あの花」のマスコット的存在の「めんま」を商品化した。手拭い（横１１７センチ、縦３７センチ）は２千円、巾着袋はｉＰｈｏｎｅサイズ（横１０センチ、縦１７センチ）が３千円、ｉＰａｄサイズ（横２０センチ、縦３２センチ）が４千円。いずれも秩