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中森明夫『アイドルにっぽん』
4月8日夜にこの文章を書いている。岡田有希子が自らの命を絶ってから、21回目の命日。ついさっき四谷四... 4月8日夜にこの文章を書いている。岡田有希子が自らの命を絶ってから、21回目の命日。ついさっき四谷四丁目の交差点に行って、手を合わせてきたばかりだ。昨年発表したアルバムの収録曲で、彼女の死について歌ってから特に、この日付を再び強く意識するようになった。 「アイドルとは《シミュラークル》が生身の実体を持った不幸な存在」(大塚英志『システムと儀式』)だとするならば、86年のあの日、ついにその矛盾を最も残酷なかたちで体現してしまったのが彼女だった。そして、それを眼前に突きつけられた(気がした)当時17歳の私は、こう決意したのだ。ファンとして、「アイドルというシステム」に加担するのは、もう止めようと。以降、もうひとつの“ポストモダン”=ヒップホップへの傾倒を急速に深めてゆくこととなる。 同じ年、プレジデントBPMこと近田春夫氏がこうラップしたのは象徴的だ。「アイドルだって人間だ/性欲だってある