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エラー処理設計:対処方法をシステム全体で定める
システムのエラー処理を総合的に設計する どんなシステムでもエラー処理は欠かせず、たいていは大きな割... システムのエラー処理を総合的に設計する どんなシステムでもエラー処理は欠かせず、たいていは大きな割合を占める。システム上のエラーはもちろん、業務上に代表される問題領域のエラーまで対応しなければならないからだ。エラー処理の基本は、エラーを検出し、その結果によって適切な処理を実行すること。しかし、システム全体でみれば、異なるタイプのエラーが数多くあるため、エラー処理が分散するし、エラーの種類ごとに対処が違う。完成度の高いシステムを目指すなら、全部のエラーを把握しながら、システムを設計する必要がある。 一部のエラー処理は、システムの基本構造と深く関係している。エラー処理を重視すると、システムの基本構造に影響を与える。逆に、システムの基本構造がエラー処理の一部を制限することもある。仕方がないので、両者の妥協点を見付けるしかない。 この点を考慮し、次のような手順で基本構造を設計する。最初は、エラーが
2016/05/07 リンク