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磁力線の発散と伸長を引き起こすプラズマ状態の遷移条件を明らかに―無電極宇宙プラズマ推進機の実現へ一歩前進―
無電極ヘリコンプラズマスラスタは、宇宙空間における次世代の推進エンジンとして期待されています。 東... 無電極ヘリコンプラズマスラスタは、宇宙空間における次世代の推進エンジンとして期待されています。 東北大学大学院工学研究科電気エネルギーシステム専攻高橋和貴准教授、安藤晃教授らは、無電極ヘリコンプラズマスラスタを実現する上で最も大きな課題とされている磁力線からのプラズマ離脱・放出をもたらす磁力線の発散と伸長を引き起こすプラズマ状態の遷移条件を、室内実験により明らかにしました。 本研究成果は、2017年6月2日(米国時間)に、Physical Review Letters(American Physical Society)のオンライン版に掲載されました。 図:今回観測された、磁力線発散と伸長の遷移イメージ図(図中左上がプラズマ誘起磁場計測結果、青線が外部から印加した磁力線、赤線がプラズマによる伸長が顕著になった場合の磁力線イメージ)。 詳細(プレスリリース本文) Press release
2017/06/06 リンク