東京新聞:ストーカー、治療で防止 警察庁が東京で効果検証へ:社会(TOKYO Web)

警察庁は、ストーカー行為を繰り返し、警告を受けた加害者に精神科医の診察を受けるよう促す新たな試みを始める。「再犯を根本的に防ぐには警告や刑罰だけでなく、治療が必要」とする専門家の意見を取り入れた。二〇一四年度から警視庁管内で効果を検証し、対策の切り札につなげたい考えだ。 「たとえ死刑になるとしてもやめない独特な病理を持った人がいる」。加害者治療に取り組む精神科医福井裕輝（ひろき）さんはこのような症状を「ストーカー病」と呼び、治療の必要性を訴える。「警察がいくら頑張っても抑止力にならないケースもある」と福井さん。

[ohkaamagi]

効果がいかほどか気になる

[sarutoru]

“精神科医の診察を受けるよう促す新たな試み”受けるかの判断は加害者に委ね、受ける場合、費用は警察庁が負担する。一四年度予算案では、加害者三十五人程度の治療費や研究費千百四十万円を計上した。