東京新聞:ローカル線を地域送電に活用 岳南電車で新エネ実験:社会(TOKYO Web)

富士山の裾野を走るローカル鉄道「岳南（がくなん）電車」を活用した新エネルギー実験の調査に、静岡県富士市などが乗り出す。地元の製紙工場で電力を生み出し、鉄道の電信柱を利用し送電網を張り家庭などへ送電する。東京工業大が技術支援し、市と環境配慮型都市（スマートシティー）協定を結ぶ横浜市も協力する。ローカル鉄道を利用したエネルギーの地産地消を目指すのは全国で初めての試み。 （小佐野慧太） 岳南電車は地域の足となっているローカル線。富士市は総延長九・二キロの、この区間に製紙工場が集まることに注目。線路の電信柱に新たな送電線を架けることで、新たな送電線を設ける際のコスト削減を見込んだ。

[f-chyren]

良い取り組み。電力を損失なく完全に保存できないかぎり、こういう活動は有効。すこしアプローチが違うが311以降にあった節電に大きく貢献したのも、コジェネだ。