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watari-um - exhibition - 重森三玲
岡山県に生まれ、10代からいけ花や茶道に親しんだ重森三玲が、本格的な作庭に取り組んだのは40代に入っ... 岡山県に生まれ、10代からいけ花や茶道に親しんだ重森三玲が、本格的な作庭に取り組んだのは40代に入ってからでした。 1936年からおよそ3年間という驚異的なスピードで400庭以上の古庭園の実測を行い、日本庭園史を一気に体系化、独学で庭を修得しました。 1939年、三玲43歳の東福寺方丈庭園を皮切りに、生涯に約200あまりの庭をデザインしています。 重森三玲が求めてやまなかった日本の美意識の真髄とは、庭に込めた独特の自然観とは、伝統とのたたかいの末生み出した軽やかなデザインの数々。 この展覧会では、近代の作庭家として最も重要な存在であり、同時に最もアヴァンギャルドであると言われる三玲の庭を改めて検証します。 ◯重森三玲の庭を歩く 会場内に東福寺本坊の庭園《北斗七星の庭》と《小市松の庭》の原寸模型が出現します。 ◯重森三玲の功績、歴史庭園の調査 1934年の室戸台風で甚大な被害を受けた近畿地方
2011/12/08 リンク