「グーグル＋」試験運用、フェイスブック追撃 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

【ニューヨーク＝小谷野太郎】インターネット検索サービス最大手の米グーグルは２８日、新たなソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）「グーグル＋（プラス）」の試験運用を始めたと発表した。 世界の利用者が６億人を超えるとされるＳＮＳ最大手のフェイスブックを追撃する。 グーグルプラスは、「親しい友人」や「同僚」、「家族」など、共有したい情報に応じてグループに分類できる「サークル」という新機能を備えた。複数の人と同時にビデオ通話をしたり、携帯端末で自分の居場所を相手に通知できるほか、撮影した写真を自動的にデータセンターで保管し、共有することも可能だ。 グーグル幹部は「現実世界に存在する人々の微妙な交流が、ネット上では失われている。オンラインの情報共有はぎこちない」と述べ、グループ分け機能を備えていない従来のＳＮＳでは、「友人」とひとくくりにされる欠点を指摘し、フェイスブックなどとの違いを強調