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『私のいない高校』 青木淳悟著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
英語を話せないカナダ人留学生を受け入れた、とある学校での数ヶ月間の出来事を描いた作品――あらすじを... 英語を話せないカナダ人留学生を受け入れた、とある学校での数ヶ月間の出来事を描いた作品――あらすじをと言われればそう紹介するしかない本書は、いわゆる「物語の要約」からこぼれ落ちてしまうあまりにも豊かなもので満ちている。当然のことを言うようだけど、これはつまり「小説」なのだ。 テスト、時間割、修学旅行先で訪れる観光地。登場人物たちの名前、お弁当、机の配置。淡々と描かれる日々のそれらに目を凝らして丁寧に読みゆけば、切りとられたほんの数ヶ月のあいだに読み込むことでしか現れない複数の「物語」があざやかに走り出す。物事のすべてに一気にピントが合って、まるですべての町を歩きながら同時に路線地図を隅々まで鳥瞰(ちょうかん)するような視線が与えられる。これは驚くべきことだ。 そしてこの小説が連れてくるもうひとつの感動は、たとえば荒井由実の「卒業写真」を聴くときの過ぎ去ったものへの憧憬と、本書でも引用されてい
2012/03/10 リンク