自転車取り締まり JR浦和、北浦和駅周辺 : 埼玉 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

浦和署は１９日、署員約１００人を動員し、自転車運転の違反行為の集中取り締まりを実施した。 同署管内では今年、自転車乗車中の死傷者が１０月末までに４４４人（うち１人死亡）に上り、交通事故の死傷者全体の約３８％を占めている。自転車側の一時不停止や前方不注視などが目立つことから、「サイクル・マナーアップ大作戦」と称して取り締まりを企画した。 署員たちは午後４時から約２時間、ＪＲ浦和駅と北浦和駅周辺の交差点付近に立ち、自転車の通行者に反射板やマナーの書かれたチラシなど計約５０００部を配布。イヤホンを付けて走行している人には、すかさず「自転車警告カード」を交付し、注意を呼びかけた。 イヤホンや携帯電話を使用しながらの自転車運転は昨年７月以降、道交法施行細則の一部改正で、県内では禁止行為となっており、違反者には５万円以下の罰金が科せられる。