フリーゲージトレイン 県内通過をファン撮影 : 山口 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

九州新幹線長崎（西九州）ルートなどへの導入が検討されている「フリーゲージトレイン」の試験車が、改造のためＪＲ九州小倉工場（北九州市）から川崎重工業兵庫工場（神戸市）に向かっている。１９日、県内のＪＲ山陽線を通過し、沿線には鉄道ファンらが駆け付け、熱心にカメラに収めていた。 フリーゲージトレインは、線路の幅が違う新幹線と在来線の両方を走行できる列車。鉄道総合技術研究所（東京）やＪＲ３社などでつくる技術研究組合を中心に開発が進んでいる。９月に国土交通省の技術評価委員会で、曲線区間での速度アップに台車の改良が必要と指摘され、試験車は１８日に北九州市を出発していた。２０日、神戸市に到着する予定。