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三内丸山、2℃寒冷化で滅ぶ…食料激減 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
縄文時代に栄えた「三内丸山遺跡」(青森市)の集落が約4200年前に滅んだのは、2度の気温低下が原... 縄文時代に栄えた「三内丸山遺跡」(青森市)の集落が約4200年前に滅んだのは、2度の気温低下が原因だった可能性が高いことが、川幡穂高・東京大学教授(古気候学)らによる調査でわかった。 それまで豊富だった食料用の木の実などが、この寒冷化で激減したらしい。 三内丸山遺跡は陸奥湾の南約3キロ・メートルにある、縄文時代最大規模の集落跡。約5900年前に成立し、約1700年後に消滅した。しかし、長期にわたる気候変動の詳しいデータがなく、集落の盛衰と気候の関連は不明だった。 川幡教授らは、この遺跡から約20キロ・メートル離れた陸奥湾で、水深61メートルの海底から堆積(たいせき)物を採取。プランクトンがどのような物質をつくっていたかを手がかりに、当時の海面水温を推定した。 その結果、海面水温は5900年前から約1700年かけて、約22度から約24度まで徐々に上昇したが、4200年前ごろ、約22度まで急激
2010/02/03 リンク