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放射能「新」基準 食の不安の拡大防止策が先だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
放射能「新」基準 食の不安の拡大防止策が先だ(12月24日付・読売社説) 安心のための基準がかえって不... 放射能「新」基準 食の不安の拡大防止策が先だ(12月24日付・読売社説) 安心のための基準がかえって不安をあおることにならないか。政府は、慎重に対応すべきだ。 厚生労働省が、食品中に含まれる放射性セシウムの新たな規制値案をまとめた。政府内で調整後に、来年4月の導入を目指している。 今は、東京電力福島第一原子力発電所の事故直後に定められた「暫定規制値」を食品の安全確認の目安としている。新たな規制値案は、これより大幅に厳しい。 例えば、粉ミルクなどの「乳児用食品」や「牛乳」は、暫定規制値の4分の1である1キロ・グラム当たり50ベクレルだ。その他の一般食品は5分の1の同100ベクレル、飲料水は20分の1の同10ベクレルとなる。 厚労省は、規制値を厳格化するのは「安心確保」のためと説明している。具体的には、食品を通じた「内部被曝(ひばく)」のリスクが今の5分の1以下になるという。 導入後は、これに
2011/12/24 リンク