むのさんの魂、図書館で触れる…横手 : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

◆追悼コーナー、１８日まで延長 横手市大町の横手図書館で、８月に１０１歳で亡くなった美郷町（旧六郷町）出身のジャーナリストむのたけじさん（本名・武野武治）の追悼コーナーが設置されている。追悼コーナーは９月上旬に設置され、当初は９月末までの予定だったが、要望が多かったため、１８日まで延長している。担当者は「幅広い年代の人にむのさんに興味を持ってもらいたい」と話している。 むのさんは報知新聞を経て朝日新聞記者となり、東条英機や近衛文麿ら戦前、戦中の政権中枢の人物にインタビューしたほか、従軍記者として戦争報道に携わった。 同館では、所蔵しているむのさんが書いた本や対談集約３０冊やインタビュー記事を玄関そばに集め、写真とともに紹介。むのさんが戦後に発行した週刊新聞「たいまつ」内のコラムを収録した「詞集たいまつ」などがそろい、貸し出しも受け付けている。 同館では昨年から、発行された「たいまつ」すべて