古美術店主、胸と腰刺され死亡…壺などなくなる : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

３日午後８時５０分頃、東京都国立市中、古美術品店「孤董館（ことうかん）」の１階事務室で、店主の田代正美さん（７３）（八王子市長沼町）が血を流して倒れているのを妻が発見、１１０番した。 田代さんは胸と腰を刺されて死亡していた。失血死とみられる。ショーウィンドーから、つぼなど数点がなくなっており、警視庁は強盗殺人事件として、特捜本部を設置した。 発表によると、妻が同日午後５時過ぎに電話したところ、田代さんが「お客さんがいるので帰れない」と応答した。妻は午後６時過ぎに再度電話し、応答がなかったため店を訪れた。店の玄関は施錠されていなかったという。 同店はＪＲ国立駅南側の住宅街にあり、ホームページによると、陶磁器や茶道具、書画などを扱っている。