「かつら迄も焼失ひ」七代目団十郎、必死の金策 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

「勧進帳」をはじめとする「歌舞伎十八番」を定めた江戸時代後期の歌舞伎俳優・七代目市川団十郎（１７９１～１８５９）が、信州川路（現・長野県飯田市）の庄屋に、芝居の金主になってほしいと懇願する書状を出していたことが分かった。約５メートルにわたる巻紙の書状で、団十郎は、芝居小屋が火災に見舞われた窮状を訴え、具体的な金額まであげており、金策に奔走する様子が生々しく伝わってくる。 書状の詳しい内容は、日本学術振興会（東京）の木村涼・特別研究員の調査で今回、初めて明らかになった。書状は飯田市で代々庄屋だった関島家に伝わり、現在は早稲田大演劇博物館に寄託されている。 書状の日付は、天保１２年（１８４１年）１０月７日夜中とあり、団十郎が出演中だった中村座、市村座といった芝居小屋が焼失した火災の直後とみられる。 団十郎は同年８月、関島家に滞在して信州で興行を行い、９月に江戸に戻った。１１月には例年、顔見世興

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そうか、つらかったな…

[daybeforeyesterday]

うーむ