レトロ列車で桃源郷へ、甲府―塩山間で臨時運行 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

ＪＲ東日本と山梨県が連携して行う観光キャンペーン「花と名水、美し色の山梨」が１日始まった。 この日、甲府駅でオープニング式と、旧型客車を使った「レトロ桃源郷号」の出発式が行われた。 午前１０時半頃、電気機関車に牽引(けんいん)された茶色い旧型客車が駅ホームに姿を現すと、詰めかけた鉄道ファンや観光客らは盛んにシャッターを切っていた。横浜市から来たアルバイト中村健司さん（２８）は「昔懐かしい雰囲気が漂う車両で、興奮します」と列車に乗り込んでいた。 キャンペーンは、県内の桜や桃、ラベンダーなど花の名所と、御岳昇仙峡や西沢渓谷などの景勝地をアピールするもので、６月末まで臨時列車や周遊バスの運行などが行われる。レトロ桃源郷号は４、５、１２日も甲府―塩山間を２往復運行する。