仏像盗発生最多、無住寺・ほこら多い和歌山県 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

仏像ブームで全国で仏像の盗難が相次ぐ中、和歌山県内でも今年に入り、発覚しただけで２２件の盗みが発生し仏像など計７２体が盗まれている。 昨年までの３年間の仏像盗発生件数で、和歌山は全国最多となっており、今年もすでに昨年の発生件数（１５件）を上回るペース。 無住寺やほこらから盗まれる例が多く、県警はパトロールを強化すると共に、施錠の徹底や定期的な確認、後で盗品と特定できるように写真や記録をとっておくよう呼びかけている。 県警の発表によると、県内での仏像などの盗難認知件数は、２００７年は３件、０８年は５件だったが、昨年は１５件に急増。今年に入り高野町高野山の蓮花院で仏像など８点が盗まれたほか、４月から８月にかけて紀の川市内の５か所から仏像８体が盗まれるなど、各地で被害が相次いでいる。 文化庁のまとめでは、０７〜０９年の全国の仏像盗の認知件数は１０５件で、そのうち２割を県内が占めている。県内では

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仏罰が下りますことを。