津波被害の三陸鉄道、復旧願い線路ウオーキング : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県の第３セクター・三陸鉄道の復旧を願い、同県田野畑村は１６日、線路上を歩くイベント「レールウォーキング三鉄」を開き、村民や青森、埼玉両県の鉄道ファンなど約３０人が参加した。 田野畑駅を通る三陸鉄道北リアス線は、津波で線路が流され、現在も陸中野田（野田村）―小本(おもと)（岩泉町）間で運行を見合わせている。 参加者は田野畑駅を出発し、普代トンネル入り口で折り返す約５キロの道のりを約２時間半かけて歩いた。途中、真っ暗なトンネルをくぐり、コンクリート製の枕木に「頑張れ三陸鉄道」「必ずつながります 田野畑と八戸」などと思い思いのメッセージを書き込み、折り返し地点では、トンネル内に向かって、「頑張れ三鉄、負けるな三鉄」と叫んで早期復旧を願った。