ビニールハウスで盗難が相次ぐのは野菜でなく… : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

野菜や花の生産が盛んな茨城県坂東市を中心に、農家のビニールハウスの銅線や電熱線を狙った盗難が相次いでいる。 セロリが最盛期を迎え、鉢植えの花の出荷を目前に控える各農家はこの時期、ボイラーや電熱線を使ってハウス内を暖めており、配線を切られると、凍結し大損害につながる。配線の被害だけで時価２０万円に上るケースもあり、境署は転売目的の窃盗事件とみて調べている。 市内の施設園芸農家では１月下旬の朝、いつものように事務所内の電気ポットを使おうとしたが、電源が入らず被害に気付いた。隣接するビニールハウス内の配電盤のブレーカーが落とされ、配線が切られていた。警察に通報して周辺を調べると、２棟のビニールハウスから、主要な配線の計４５０メートルほどが盗まれていた。ハウスは無施錠だったという。 発見が早く、栽培していた作物は無事だったが、修復と防犯対策にかかる費用を合わせると１００万円もかかった。管理する男性

[strawberryhunter]

古物商は売りに来た者の身分証明書のコピーを取るなどするが、金属や被覆の無い銅線類は古物に該当しないらしい。リサイクル業者にも古物商に準じた義務を負わせてはどうか。