事業仕分け“開演”前に双方が予行演習 : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

１２月１５日夜、国会近くの憲政記念館に約８０人の「仕分け人」と関係者が顔をそろえた。政府の行政刷新会議が予算の無駄を洗い出すために９日間にわたって行った「事業仕分け」の打ち上げだった。 「国の政治文化を変えた。皆さんにお礼を言いたい」 仕分け人統括役を務めた枝野幸男・民主党元政調会長（４５）が乾杯の音頭をとると、大きな拍手が起こった。 事業仕分けは２００９年の流行語トップ１０に選ばれるなど、国民の耳目を集めた。自民党政権では官僚と族議員の「密室」でのやりとりが中心だった予算編成作業をオープンにしたことで、国家予算に対する国民の意識を変える効果も大きかった。 だが、衆人環視の下、「主演＝仕分け人」「官僚＝悪役」の構図で予算を切りまくる様子は「政治ショー」「人民裁判」との批判も招いた。民間からの仕分け人の一人は「まるでライブ。客が増えて注目を浴びれば浴びるほど気分が高揚した」と打ち明ける。 シ

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"「殺される虎は官僚。市民を熱狂させ、不満をそらす見せ物だ」"

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本当にひどい「見世物」だった。確かに予算の過程を国民の前に晒すという「思想」はありだが、中身は人民裁判に他ならない。素人が好き勝手言って、本当に必要な予算まで切ってるんだから。あれのどこが「議論」だか