日中の防衛首脳ホットライン、年内開始困難に : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

東シナ海などでの日中の偶発的衝突を防ぐため、両国の防衛当局で調整している緊急連絡体制「海上連絡メカニズム」の構築の協議が中断し、当初目標とした年内の運用開始は困難な見通しとなったことが分かった。 中国側が最終合意に向けた協議の日程調整に応じなくなったためで、尖閣諸島の国有化を巡る対立の影響との見方が出ている。 日中の緊急連絡体制は、〈１〉防衛首脳や制服組幹部間のホットラインの設置〈２〉艦艇や航空機の接近時には無線通信の周波数を共通化し、使用言語を英語に統一〈３〉防衛当局間の年次会合の実施――といった内容が想定されている。今年６月の両国の防衛審議官級協議で大筋合意し、年内に一部運用開始を目指す方針を確認した。 緊急連絡体制では、海峡通過など、互いの近海を艦艇が航行する際には事前に通報する制度も検討課題に上っている。防衛省は両国の防衛次官級協議で最終合意を行い、運用開始に備える考えだった。 と

[YaSuYuKi]

むしろ、対立している同士だからこそ重要なのだが。米ソのホットラインがキューバ危機でできたことが象徴的