失踪・帰還の書店長らデモ…中国への反発強まる : 国際 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

【香港＝幸内康】中国共産党に批判的な書籍を扱う香港の「銅鑼湾書店」の関係者が失踪した事件を巡って１８日、香港で６０００人規模（主催者発表）のデモが行われた。 失踪者の一人で店長の林栄基氏が１４日に帰還し、拘束中の様子を語ったのをきっかけに、再び中国側に対する反発が強まっている。 林氏は１８日午後、デモの開始に先立ち「中国は香港人の自由を次第に狭めようとしている。香港人が不満なのはこの一点だ」と気勢をあげ、自ら先頭に立った。 林氏は１６日夜、これまでに戻った４人のうちで初めて記者会見を開き、拘束の状況を明らかにした。