クルム伊達にも…わいせつ「ガット張り名人」の素顔 - 政治・社会 - ZAKZAK

女性に無理やり抱きついて体を触るなどして、長野県警に強制わいせつ容疑で逮捕されたテニス用品会社「パンダハウス」社長の山森崇司容疑者（６８）。テニスラケットのガットを張る職人「ストリンガー」では国内有数の存在で、ボルグやマッケンロー、クルム伊達公子にも信頼された名人だった。 山森容疑者は、母方の祖父がテニスラケット店「森下ラケット」を経営していたことから、見よう見まねでガット張りを始めた。学生時代はガット張りのアルバイト。大学卒業後はスポーツ店に就職したが、俳優・石黒賢の父として知られる名テニス選手の石黒修氏に見込まれ、テニス用品メーカーに転職した。その後、独立。１９８７年にはウィンブルドンで日本初の公式ストリンガーに。全仏、ジャパン・オープン、セイコー・スーパーテニス大会など、国内外の大会で活躍してきた。 素早く確実な作業に定評があり、１本あたり２０分程度で、１日に７０本をさばいたとい