米英色を一掃しよう

「敵性語」を追放しよう 日本人の横文字崇拝について （例によって大風呂敷です） 今回のテキストは 「写真週報」 昭和１８年２月３日（２５７）号からであります。表紙にいわく「米英色を一掃しよう」 戦時中の「敵性語」追放運動は、当時の日本のおかしさを象徴するものとして読者諸氏にとっては周知の事項であると思う。今回は当局発行の雑誌から、その内容を垣間見よう、と云う趣向であります。 毎度毎度大きい画像ばかりで申し訳ない（笑）。本文にはこうある（当然原文は旧かな） これは決してニューヨークやロンドンの街頭ではない。日本の街頭だ。しかもわれわれは、いま米英と戦っている。それにどうだろう、わが日本の都会にこの横文字看板が氾濫しているとは…かかる米英媚態の看板は断然やめようではないか それではどういう看板が米英媚態のものであるかというと、大体ここに取り上げた看板のように、この商店は一体なにを商っているのか

[mallion]

昭和１８年の週刊誌。昔から変わらないなあ。逆にこんなに英語の看板が氾濫していたのかと驚き。『、「戦前暗黒史観」が都市部においては必ずしも通用してはいない、と云うことの証拠』

[arkanal2]

当時の人間が滑稽極まりないように思えるだろうが、ハングルや簡体字の交通表記を目障りだ、消去せよ、と叫ぶ人間がいま増殖しているのだから、まあ、あんまり人間ってやつは進歩していないね。残念ながら。

[animist]

くっだらねぇ。と思うが、坊主憎けりゃ…的な事でまぁこうなるんだろうなぁ。

[Toteknon]

現代なら韓国料理店のハングルの看板とか、韓国製だけでなく日本製のチゲの素やBBクリームが槍玉に上がって不買運動が起こるようなものか。

[aliliput]

パッケージデザインがかわいい

[soylent_green]

はははは。わらいごとではないが。