二次著作物について

ここでは、二次著作物について、できるだけわかりやすく、かつそれなりに高度な内容を含んだ形でまとめてみました。 なんらか参考になれば幸いです。 1、二次著作物の概要 2、二次著作物が問題となった判例 3、ＭＩＤＩデータと二次著作物 一.二次著作物の概要 【1】二次著作物とは何？ 「二次著作物」この言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。またWEBページ等でこの言葉を実際に利用している人もかなり多いのではないでしょうか。しかしその概念を正確に理解している人は案外少ない気がします。 二次著作物は著作権法2条1項11号にてこのように規定されています 「二次著作物とは、著作物を翻訳し、編曲し、もしくは変形し、または脚色し、映画化し、その他翻案することにより創作した著作物を言う」 翻案とはアレンジのことを言い、原著作物の基本部分や筋名などを変更せずに、表現の形式を変え

[SekiyaHiroshi]

ほう。

[shidho]

狭い範囲でのみ認められる権利。/アンコウ行灯の判例をあわせ考えても、文章の一部利用は二次著作物としては認められず複製扱いになるみたいだな。

[mind]

著作権侵害の場合は逮捕され懲役、罰金が科される可能性。債務不履行の場合は契約違反に基づく損害賠償請求、もしくは許諾取消、販売の差止…のみ ――私権侵害で、親告を媒介に警察が民事介入してくる特殊な法律。