大使の車襲撃 中国報道は抑制的 NHKニュース

２７日、中国駐在の丹羽大使の乗った公用車が、北京市内で中国人とみられる男の乗った車に無理やり停止させられ、日本の国旗が奪われた事件について、２８日朝の中国の新聞は、ほとんどが「関係部門が真剣に調査している」とする中国外務省の談話を短く伝えているだけで、事態がエスカレートしないよう、中国当局が神経をとがらせていることをうかがわせています。 事件から一夜明けた２８日朝、北京の日本大使館の周辺では、４台の警察車両が抗議活動の発生に備えて待機していましたが、日本大使館によりますと、これまでのところデモなどの情報は入っていないということで、警備に当たる警察官の人数は、デモがあった先週末より少ない１０人ほどにとどまっています。 今回の事件について、中国外務省は、日本大使館の抗議に対し、「極めて遺憾で再発防止に努める」と答え、日本時間の２８日未明には国営の新華社通信を通じて、「真剣に調査している」という

[nrtm]

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