桂文枝さん パリで襲名披露へ NHKニュース

ことし７月、長年名乗ってきた桂三枝を改め、江戸時代から続く上方落語の大名跡を襲名した桂文枝さんが、来月７日から、フランスのパリで襲名披露興行を行うことになりました。 上方の落語家が襲名披露の公演を海外で行うのは初めてです。 桂文枝さんは、７年前に亡くなった師匠のあとを継いで、自身の６９歳の誕生日に当たることし７月１６日に長年名乗ってきた桂三枝を改め、「六代桂文枝」を襲名し、日本国内で襲名披露興行を行ってきました。 こうしたなか、落語の文化をヨーロッパにも広めようと、来月７日と８日の２日間、フランスのパリにある「パリ日本文化会館」で襲名披露の公演を行うことになりました。 パリ公演で、文枝さんは創作落語を日本語で披露し、同時に舞台の上に設けたスクリーンにフランス語の字幕を流すという新たな落語の上演方法に挑戦するということです。 文枝さんは、テレビタレントとして活躍する一方、これまでに社会情勢を